Products取扱製品
Fluke process Instrumennts社製温度データロガーシステム
フルーク・プロセス・インスツルメンツ社(旧社名:Datapaq、イギリス)は、各種加熱炉の温度測定・温度プロファイルシステムの業界リーダーです。鉛フリーリフロー、プリント基板レジストの乾燥、樹脂硬化、スパッタリング・蒸着等の薄膜形成プロセス、太陽電池セル・モジュール等の半導体・電子部品業界向け分野において世界各国のユーザーに高い評価を受けており、多数の納入実績がございます。
長い熱電対を炉外の計測器から引き延ばす必要がありませんので、測定作業の省力化に絶大な効果があります。また、熱電対を引き回すことが難しい薄膜形成プロセス向けの真空装置での製品の温度測定を実現し、プロセスの最適化、製品品質の向上に大きく貢献しております。
DP5シリーズ
2018年7月にリリースされた最新モデルです。汎用USBケーブルの採用、全てのモデルで充電池がユーザーにて交換可能になるなど、主にユーザーの使い勝手の改善を実現しました。
Q18シリーズ
炉内投入型温度測定システムの業界リーダーが2007年に発売し多数の納入実績を誇るデータロガー。仕様はこちらをご覧ください。
※2019年1月で生産終了となりました。後継機種DP5シリーズロガーをご検討ください。
耐熱ケース
リフロー用には薄型、標準、高耐熱の3タイプをご用意しました。これらの耐熱ケースは世界各国で数千個の納入実績があり、過酷な熱から温度ロガーを守ります。優れた耐熱性能はユーザーから高い評価を得ております。
その他、半導体・電子部品製造の長時間のプロセス、真空成膜装置内でのスパッタ、蒸着等の真空プロセス、太陽電池製造等の様々な温度測定に適した各種耐熱ケースをご用意しております。また、御社の測定プロファイル・寸法制限を元にカスタム品のご提案も致します。
詳しくは弊社までお問い合わせ下さい。
各種薄膜形成プロセスに最適な真空プロセス専用システム
スマートフォン等の各種電子デバイス向けのガラス、ディスプレイパネル、太陽電池パネル・ガラス、各種フィルム、レンズ等へのスパッタ、蒸着等の薄膜形成プロセスに最適なシステムです。真空プロセスに最適化することでシステムの大幅な小型化に成功し、本製品をご使用頂ける機会が大幅に拡大しました。デモ機もご用意しておりますのでお気軽にお問合せください。
車載デバイス ポッティング材硬化プロセス向けシステム
高い信頼性が要求される各種車載デバイスのコンフォーマルコート材やポッティング材の硬化プロセス中の温度測定に最適なシステムです。130-150℃、60-90分の長時間プロセスに対応。
局所噴流はんだ付け炉向け温度ロガーシステム
Datapaq SelectivePaq(セレクティブパック)は、スペースの制限から既存の温度ロガーシステムが使用出来なかった局所噴流はんだ付け炉における温度測定向け専用に開発された超小型ロガーです。噴流はんだやプリヒートの温度を確認・記録することで、製品信頼性の確保に貢献します。
太陽電池製造関連プロセス向けシステム
太陽電池製造における各種プロセス向けシステムも提供しています。各種分野での温度測定ノウハウを活用して開発された最新ラインアップです。専用ソフトウェアにより製品開発、製造プロセスの条件出し、品質管理・設備管理における温度測定ニーズに応えます。
太陽電池メーカー、装置メーカーからの協力によって開発され、世界各国のユーザーに多数の納入実績がございます。
測定データ解析ソフトウェア
Insight Reflow Tracker
リフロープロファイル測定に必要な分析機能を備え、品質管理、プロファイル設定等の業務を強力に支援します。
アラーム機能による合否判定で、一目でプロファイルの問題を把握することが可能になりました。更に、SPC分析による一歩進んだ品質管理と合わせて、御社の製品品質維持・向上に貢献します。
また、グラフィカルなメニューに加え、ウィザードメニューの採用により不慣れな作業者でも確実に測定・データダウンロード等一連の作業を確実に実施することが可能になりました。
熱電対
ユーザー様の利便性を優先し、熱電対には汎用性の高いミニチュアKタイプコネクタを採用しております。
Datapaq社では各種被覆、素線径の熱電対を取り揃えており、米国ANSI規格対応の高精度品です。(±1.1℃または±0.4%のいずれか大きい方)
温度管理の重要性
熱電対を長く引き延ばして炉外の記録計で測定を行う方法は非常に面倒な作業です。
測定に2人の作業者が必要になることが多く、こうしたケースでは人的リソースの不足により、測定頻度を減らすなどの対応を強いられているケースが多々あります。こちらの温度データロガーシステムを使用することで測定作業が簡素化され、こうした問題を解決することが出来ます。
測定を頻繁に実施することで、事前にオーブンや製品の異常を察知出来る可能性が高まり、品質トラブルの事前防止に大きく貢献します。
多くの海外メーカーでは、1日1~3回測定を実施しデータを記録・保存することで、問題の事前防止に活用すると同時に、市場でクレームが発生した際に自社の温度プロファイルに問題が無かったことを証明することが出来る体制を確保しています。
※Datapaqの温度データロガーは、出荷時にドイツ国家標準にトレース可能な校正済みです。ご購入後は有償の校正サービスをご利用頂けます
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